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疑い歩く

関ヶ原Ruby会議01 参加レポート

2026年5月30日に岐阜県関ヶ原町で関ヶ原Ruby会議が行われました。

自分の実家が隣町にあり、会場まで車で15分という立地で開催されました。

これまでRubyを業務でやってこなかったのですが、場所だけで参加を決めました。

印象に残ったセッション

Sorbetの型がRailsのMVC全てを貫通するまで

speakerdeck.com

React(Next.js) × Hono × DrizzleでTypeScriptではありますがバックエンドからフロントまで型を共有して開発したことがあったので、その経験を元にセッションを聞きました。

フロントエンド、バックエンドの全てで型が共有されることは、2点良さがあると思っています。

  1. 型の二重管理が減る

はい。そのままですね。

最近転職活動をしてみて昨今はフロントエンド、バックエンドのどちらか一つだけ専門的に行うことが減っていると感じました。

一人のエンジニアが機能開発をする際にフロントエンド、バックエンドそれぞれで型を書くことになると手間です。

機能を横断的に開発するからこそ型も横断的に使えるべきだと考えています。

昨今の開発体制から見ても型修正にかかる工数を削減できるメリットがあります。

  1. フロントエンド、バックエンドで型で表現したいコンテキストの抽象度が上がる

フロントエンドとバックエンドそれぞれで型を定義するとUI表示の都合で追加されたフラグや、一時的な表示状態を含む型ができやすいと考えています。

バックエンドも同じようにDBのテーブル表現に寄った型などが出来やすいです。

それぞれの固有の事情が入り込んだ型は時としてノイズになります。

フロントエンド、バックエンド両側面で見たときに過不足のない表現がされた型を書くとなると、自ずとドメインの情報が詰め込まれたドメインモデルに近い型表現がされます。

合戦

最初は何が始まるのだろうと思っていたのですが、みんなで玉入れをやりました。

申込時の東軍 or 西軍の回答で赤(東軍)、白(西軍)に分かれてわちゃわちゃと玉入れです。

結果は白(西軍)が勝ち、史実が塗り替えられた歴史的瞬間を目にすることが出来ました。

懇親会

懇親会である方と現状の勉強会についてお話しました。

最近のカンファレンスや勉強会は、運営も発表もすごくきれいになっていて、参加しやすくなっていると思います。一方で、昔あった雑さや熱量みたいなものは少し減っているのかもしれない、という話になりました。

昔は、駅前.jsのような勉強会に企業のオフィスで100人くらい集まることもありました。Rubyの人がJavaScriptのイベントに行ったり、その逆があったり、コミュニティを越えて動く人も多かったそうです。

ただ、ライフイベントやコロナでオフラインの場が一度途切れてしまい、その文化が下の世代にうまく伝わらなかった部分があるのかもしれません。

LTについても、今はきれいで学びのある発表が多いですが、もともとはもっと初心者が話すための場だったのでは、という話が印象に残りました。5分だけ、とにかく人前で話す。資料が粗くても、N番煎じでもいい。そういう雑さがあったから、登壇のハードルが低かったのだと思います。

カンファレンスの濃さは、発表の完成度だけではなく、初心者が雑に話せる空気や、コミュニティを越えて人が混ざるところから生まれるのかもしれないなと思いました。

まとめ

地元で開催されたのはとても嬉しかったです。

懇親会の後、有志で養老の焼肉屋に行き、その案内兼運転手という地元を他の人に知ってもらえるという体験が新鮮でした。

初めてRuby会議に参加しましたが、YAPCに似たゆるくも濃いカンファレンスでとても居心地が良かったです。

今後やったことのない言語、職種のカンファレンスでも行ってみようと思えるそんな良いイベントでした。